
下鴨神社の蹴鞠始が古式ゆかしくおこなわれました
蹴鞠は1400年ほど前に中国から伝わって独自の発達を遂げ
鎌倉時代に特に盛大になって広く愛好されました

鞠は鹿革を2枚円形にして用い 毛のあるほうを内側にして回りを
馬の皮で縫い合わせたもので適度の弾力を持ったものに仕上げています
(日本人の繊細さと器用さが如実に物語っています)
鞠装束は古くは平常に着用した装束でしたが後鳥羽天皇の時代から
鞠専用の上衣(鞠水干)・下衣(鞠袴)・烏帽子・鞠沓が定められ
段級別に色が違ってきます


鞠を蹴る人を鞠足と言い 人数は8人または6人で一座となります
そのうち4人が軸となって蹴るのだが残りの4人は外れた鞠を蹴り戻す役目をするのです

蹴り方は腰や膝を曲げることなく足の裏が見えない程度に足を上げ
鞠の落ちる地上寸前で右足の甲に当て蹴り上げる
左足は禁止 もちろんヘディングなんて反則です

「アリ」「ヤア」「オウ」の掛け声を唱えながら蹴ります

一座に要する時間は15分から20分位で次にメンバーが変わって
二座 三座・・・と続きます
鞠を蹴ると凹んでしまうので上手く蹴り上げられないものです
これってなかなか難しいものですよ サッカー以上かもね
見ていても足に力が入ってしまいます
優雅な蹴鞠でした

家に帰ってからTVでこの状況をニュースで流していたが
ななっ なんと! 私が映っているではないか!!
お洒落していけばよかった・・・・
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